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中島歩の【あんぱん次郎】と【愛のがっこう川原】がギャップすごい!~演技の幅に驚き

朝ドラ「あんぱん」で誠実な夫・次郎を演じ、視聴者から「次郎さんロス」と惜しまれた俳優・中島歩さん。​

ところが同じ時期に、フジテレビ系ドラマ「愛のがっこう。」では二股クズ男を熱演。​

このギャップがSNSで大きな話題となっています。​

「同じ人とは思えない」「演技の幅がすごい」と驚きの声が続々。​

中島歩さんとは一体どんな俳優なのでしょうか。​

2つの役柄を徹底比較し、その演技力の秘密に迫ります。​

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目次

中島歩プロフィール|36歳・美輪明宏に見出された実力派

中島歩(なかじま・あゆむ)さんは1988年10月7日生まれ、宮城県出身の36歳です。​

身長は184cmと長身で、その容姿を活かして大学在学中からモデル活動を開始。​

日本大学芸術学部文芸学科を卒業後、俳優を志します。​

2013年、美輪明宏さんが演出・主演を務めた舞台「黒蜥蜴」のオーディションに合格し、俳優デビューを果たしました。​

美輪さんから「私の若い頃に似ている」と評価される一方、稽古では「棒読みじゃない!」「何もないのね、あなたは」と厳しく指導されたそうです。​

美輪明宏さん

中島さん本人は「毎日震えていた」と当時を振り返っています。​

この厳しい環境が、彼の演技の基礎を築きました。​

また、中島さんは文豪・国木田独歩の玄孫(やしゃご)という文学的な血筋を持ちます。​

本名の「歩」も独歩にちなんで付けられたそうです。​

2014年にはNHK連続テレビ小説「花子とアン」でテレビドラマ初レギュラー出演を果たし、知名度を上げていきました。​

あんぱんの次郎役とは?|次郎さんロスを生んだ好青年

次郎のキャラクター設定

「あんぱん」で中島さんが演じたのは、ヒロイン・のぶ(今田美桜)の最初の夫・若松次郎です。​

次郎は誠実で穏やかな性格の好青年。​

のぶを静かに支え、寄り添う姿が描かれました。​

中島さんは11年ぶりの朝ドラ出演となり、「やっぱり特別」とコメントしています。​

次郎役は中島さんにとって、これまでのクセのある役とは一線を画す正統派の夫役でした。​

視聴者の反響

次郎が劇中で命を落とすと、SNSでは「次郎さんロス」という言葉が生まれるほどの反響がありました。classy-online+1

X(旧Twitter)では「静かに寄り添う姿が胸を打った」「中島歩の演技に泣かされた」といった投稿が相次ぎました。coki

特に主婦層を中心に強い共感を呼び、中島さんの知名度を一気に押し上げたのです。news.yahoo+1

ドラマ評論家も「誠実さや儚さを丁寧に表現した」と高く評価しています。coki

愛のがっこうの川原役とは?|クズ男として大ブーイング

川原のクズっぷり

一方、木村文乃さん主演のフジテレビ系ドラマ「愛のがっこう。」で中島さんが演じたのは、銀行員・川原洋二。​

大手銀行勤務のハイスペック男子で、ヒロインの婚約者という立場です。​

しかし実は二股中のクズ男という設定。​

食べ方や喋り方、間の取り方などが「気持ち悪い」と視聴者から非難の嵐を浴びました。​

特にホテルへの誘い方やねちねちとした声のトーンが「生理的な違和感」を生んだと分析されています。​

SNSでの非難と賞賛

第2話放送後、SNSでは「中島歩のクズっぷり最高」「キモすぎる」と話題が沸騰。​

「あんぱんの時との差がヤバくて耳きーんなる」という声も。​

しかし同時に「同じ中島歩さんでもあんぱんの役とは違うね…このギャップさすが俳優さんだね」と演技力を絶賛するコメントも多数見られました。​

視聴者からは「ヤバい川原さん(身勝手だけど不器用さありそうでなんだか憎めない感あり)」という評価もあり、単なるクズ男を超えた魅力が評価されています。​

同時期に真逆の役を演じたギャップが凄い!

監督の演出意図

中島さん本人は、川原役について「いけない人だなって思って」と分析しています。​

そして監督からは重要なオーダーがありました。​

「ただのサイコパスに見えたら失敗です。滑稽に魅せたいというオーダーがあったので、僕自身も笑ってもらえるように工夫している」と明かしています。​

つまり、嫌悪感だけでなく「笑い」の要素を盛り込むという高度な演技が求められていたのです。​

中島歩本人のコメント

中島さんは
「『あんぱん』で知ってくださった方は、ガッカリしちゃうかも。全然良い人じゃないじゃんみたいな」
と語りつつも、役の振り幅を世間に提示する絶好の機会だと前向きに捉えています。​

「それは良い捉え方ですね!そう思えば全然怖くない。ぐっすり寝られます」とはにかんだそうです。​

24歳で本格的な俳優デビューと遅咲きでしたが、立て続けに作品が舞い込んだことに「ありがたいなと思っている。ずっとテレビに出ているみたいになります。全然テレビにご縁がなかったので」と感謝の言葉を述べています。​

中島歩の演技の幅|過去の出演作も振れ幅が大きい

中島さんの演技の幅は、過去の出演作を見てもよく分かります。​

2023年の『不適切にもほどがある!』(TBS)では、阿部サダヲさん演じる体育教師の同僚役で、吉田羊さんから”見た目はいいが中身は板東英二”と酷評される情けない男を演じました。​

『海のはじまり』(フジテレビ)では目黒蓮さんの先輩役として落ち着きある人物像を示しています。coki

このように”真面目”から”クズ”、”情けない男”まで自在に振れる幅が、中島さんを唯一無二の存在に押し上げているのです。coki

CMでも印象的な演技を見せ、長澤まさみさんとの「虫コナーズプレミアム」、阿部寛さんとの「芝浦マシーン」、杉咲花さんとの「サントリー翠」など、短い時間でキャラクターを立ち上げる力を持っています。coki

2025年1月期にはテレビ東京『俺たちバッドバーバーズ』で初主演を果たし、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では浅井長政を演じる予定です。coki

中島歩さんの活躍から、今後も目が離せません。coki

まとめ

中島歩さんは朝ドラ「あんぱん」の好青年・次郎と、「愛のがっこう。」のクズ男・川原を同時期に演じ、そのギャップで視聴者を驚かせました。​

美輪明宏さんに見出され、厳しい指導を受けて育った演技力は本物です。​

文豪・国木田独歩の玄孫という文学的素養も、役の深みに繋がっているのかもしれません。​

「次郎さんロス」を生んだ優しい演技と、「気持ち悪い」と言われるほどのクズ男演技。​

この両極端な役柄を演じ分ける中島歩さんの演技の幅は、まさに俳優としての真骨頂と言えるでしょう。​

2025年は初主演ドラマや大河ドラマへの出演も控えており、ますます注目が集まりそうです。

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