こんにちは、なおじです。
「問題ありますか?」「問題ありません」
この何気ないやりとりが、なぜ日本中の心を溶かしたのでしょう。
2025年10月28日、東京ドラマアウォード2025の授賞式で、芳根京子さんと本田響矢さんが見せた息ぴったりの掛け合いが話題になっています。
二人が主演したドラマ「波うららかに、めおと日和」が作品賞優秀賞を受賞したのですが、その裏には昭和という時代に生きた新婚夫婦の、ささやかだけれど深い愛の物語がありました。
元社会科教師として、歴史の荒波の中で人々が守り抜いた日常の幸せに、私は強く心を動かされたのです。
このブログでは、芳根京子さんと本田響矢さんの東京ドラマアウォード受賞について詳しくお伝えします。

このブログで分かること
- 芳根京子と本田響矢の東京ドラマアウォード受賞の詳細
- 授賞式で二人が見せた息ぴったりのエピソード
- 「めおと日和」が高評価を得た理由
- 二人の演技が評価されたポイント
- ドラマの舞台となった昭和11年の時代背景
- 視聴率とTVerでの人気の実態
東京ドラマアウォード2025で優秀賞獲得の快挙
2025年10月28日、都内ホテルで開催された東京ドラマアウォード2025の授賞式。
会場は華やかな雰囲気に包まれていました。
東京ドラマアウォードは、単なる質の高さではなく「世界に見せたい日本のドラマ」を選ぶ賞です。
つまり、海外市場での商業性も重視される、実力主義の顕彰事業なんですね。
作品賞<連続ドラマ部門>のグランプリは、神木隆之介さん主演「海に眠るダイヤモンド」が獲得しました。
そして優秀賞には7作品が選ばれ、芳根京子さんと本田響矢さんの「波うららかに、めおと日和」もその栄誉に輝いたのです。
競争が激しい中での受賞ですから、作品の質の高さが証明されたといえるでしょう。

授賞式で光った二人の絆
授賞式には、芳根京子さんと本田響矢さんが揃って登壇。
チーフプロデューサー、演出、脚本の各スタッフと共に舞台に立ちました。
芳根さんは受賞の喜びを語った後、「本田くん、問題ありますか?」と優しく問いかけました。
これは、ドラマ内で新婚夫婦が日常的に交わす印象的なフレーズです。
本田さんは照れた様子で「はい、問題ありません」と答えました。
会場はこの自然な掛け合いに、温かい笑いと拍手で包まれたといいます。
ドラマの世界がそのまま現実に延長されたような、素敵な瞬間でしたね。
「波うららかに、めおと日和」が視聴者を魅了した理由
このドラマは2025年4月から6月まで、フジテレビ系木曜劇場で放送されました。
舞台は昭和11年。
交際ゼロ日婚をした新婚夫婦の、甘酸っぱい日常を描いた作品です。

あらすじと設定の妙
芳根京子さん演じる江端なつ美は、恋愛経験も男性への免疫も全くない女性。
本田響矢さん演じる帝国海軍の江端瀧昌と、ひょんなことから結婚することになります。
「ありがとう」「ただいま」「おかえり」「いただきます」「おやすみなさい」
こうした何気ない日常の言葉が、二人にとっての宝物になっていく過程が丁寧に描かれました。
授賞式で芳根さんが「日常の言葉が宝物でした」と語ったのは、まさにこのドラマの核心を突いていますよね。
視聴率と配信での圧倒的人気
視聴率は平均5.8%を記録。
地上波だけで評価するのは、もう時代遅れかもしれません。
見逃し配信TVerでは、お気に入り登録者数が88.8万人に達しました。
これは2025年春ドラマの中で第3位という驚異的な数字です。
若い世代を中心に、配信で繰り返し視聴する人が多かったことが分かります。
SNSでは「きゅんが致死量」「二人の距離感がリアル」といった声が溢れました。
視聴者の心に深く刺さったドラマだったことは間違いないでしょう。
芳根京子と本田響矢、二人のプロフィール
芳根京子さんの歩み
1997年2月28日生まれ、東京都出身の女優さんです。
現在28歳になります。
中学2年生でギラン・バレー症候群という難病を発症しましたが、見事克服されました。
2016年度後期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインを務め、一躍注目を集めます。
2018年公開の映画「累 -かさね-」と「散り椿」での演技が評価され、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
困難を乗り越えてきた経験が、役に深みを与えているのかもしれませんね。
本田響矢さんの躍進
1999年6月20日生まれ、福井県出身の俳優さんです。
現在26歳。
2016年12月に「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを獲得し、芸能界入りしました。
2023年にはドラマ「ジャックフロスト」でテレビドラマ初主演を果たします。
2024年にはNHK連続テレビ小説「虎に翼」に出演し、朝ドラデビューも経験されました。
「めおと日和」での演技により、2025年8月には第124回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。
さらに「25年春ドラマ版・胸キュン男子」トップ10で見事1位に輝いています。
まさに今、最も勢いのある若手俳優の一人といえるでしょう。
二人の相性が生んだ化学反応
撮影現場でも、二人の相性の良さは評判でした。
芳根さんのピュアで繊細な演技。
本田さんの温かく包み込むような演技。
この二つが見事に調和し、唯一無二の夫婦像を作り上げたのです。
本田さんは「一瞬、台詞が出なくなった」と語るほど、芳根さんの迫真の演技に引き込まれたそうです。
視聴者からは「二人の息ぴったりの演技が素晴らしい」という声が多数寄せられました。
単なる共演者を超えた、深い信頼関係が画面から伝わってきたんですね。
昭和11年という時代を読み解く
ドラマの舞台となった昭和11年(1936年)。
元社会科教師として、この時代背景を少しお話しさせてください。
この年の2月26日、「二・二六事件」が起きました。
軍部の影響力が強まり、日本が戦争への道を進んでいく転換点です。
しかし庶民の生活では、まだ平和な日常が残っていました。
ドラマでは、そんな時代の空気の中で、新婚夫婦が日々の小さな幸せを積み重ねていく様子が描かれています。
歴史の大きな流れの中で、一組の夫婦が紡ぐ日常の物語。
それが、視聴者の心に深く響いたのではないでしょうか。
やがて訪れる戦争の影を知る私たちだからこそ、この穏やかな時間がいっそう愛おしく感じられるのです。
今後の二人の活躍に期待大
東京ドラマアウォード受賞により、芳根京子さんと本田響矢さんの今後の活躍がますます期待されます。
本田さんは2025年7月にファンミーティングを開催し、9月には東京ガールズコレクションにも出演されました。
芳根さんも、これまで数々の作品で演技力を評価されてきた実力派です。
二人の次回作が今から楽しみですよね。
もしかしたら、また共演する機会もあるかもしれません。
まとめ:Q&A形式で振り返る「めおと日和」受賞の意義
Q1:芳根京子と本田響矢はいつ東京ドラマアウォードを受賞したの?
A:2025年10月28日に開催された東京ドラマアウォード2025の授賞式で、「波うららかに、めおと日和」が作品賞<連続ドラマ部門>優秀賞を受賞しました。
Q2:授賞式で二人はどんなやりとりをしたの?
A:芳根京子さんが「本田くん、問題ありますか?」と問いかけ、本田響矢さんが「はい、問題ありません」と照れながら答えました。ドラマの名シーンを再現した息ぴったりの掛け合いで、会場を温かい笑いに包みました。
Q3:「めおと日和」の視聴率や人気はどうだったの?
A:平均視聴率は約5.8%でしたが、TVerでのお気に入り登録者数が88.8万人に達し、2025年春ドラマで第3位を記録。配信を含めた総合的な人気は非常に高かったといえます。
Q4:ドラマが評価されたポイントは何?
A:昭和11年という時代設定の中で、新婚夫婦の日常的な幸せを丁寧に描いたこと。芳根京子さんと本田響矢さんの息の合った演技が、視聴者の心を掴みました。「ありがとう」「ただいま」といった何気ない言葉の大切さを再確認させてくれる作品でした。
Q5:昭和11年という時代背景にはどんな意味があるの?
A:昭和11年(1936年)は、二・二六事件が起きた年で、日本が戦争へと向かう転換点でした。しかし庶民の生活にはまだ平和な日常が残っていました。歴史の荒波の中で、ささやかな幸せを守ろうとする夫婦の姿が、現代の私たちに深い共感を呼んだのです。
Q6:芳根京子と本田響矢の今後の活動は?
A:本田響矢さんは2025年にファンミーティングや東京ガールズコレクションに出演するなど、活動の幅を広げています。芳根京子さんも実力派女優として、今後さまざまな作品への出演が期待されます。
いかがでしたか?
東京ドラマアウォード2025での受賞は、芳根京子さんと本田響矢さんの演技力が広く認められた証です。
「波うららかに、めおと日和」をまだご覧になっていない方は、ぜひ配信でチェックしてみてください。
昭和という時代の空気と、新婚夫婦の初々しさが詰まった、心温まる作品ですよ。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
なおじ

 
	 
