こんにちは、なおじです。
「また活動休止か…」芸能界からそんな声が聞こえてきそうですね。
THE RAMPAGEの川村壱馬さん(28)が2025年11月17日、精神面の不調により活動休止を発表しました。
でも、私が元教師として35年間若者と向き合ってきた経験から言えるのは、これは単なる「疲れ」の問題ではないということです。

川村さんは「俺はすべての言葉や言動に愛を伴っていたい」と綴るほど、真摯に仕事と向き合ってきた方です。
そんな誠実な人ほど、SNSの心ない言葉に深く傷つきやすいんですよね。
所属事務所LDHは「誤情報の拡散、誹謗中傷が見受けられる」として警告を発しています。
この記事では、川村壱馬さんの活動休止の背景、なぜ若者のメンタルヘルスが今問題になっているのか、そして私たちファンができることを、元教師の視点から優しく解説していきますね。
川村壱馬活動休止の経緯と公式発表
川村壱馬さんの活動休止は、段階的に明らかになりました。
まず11月15日、「湘南乃風熱唱甲子園」への出演を体調不良のため見合わせることが発表されました。
続いて11月17日の「Fate/Grand Order『Road to 終章』生配信」も欠席。
そして同日夜、所属事務所LDHから正式に「精神面の不調」による活動休止が発表されたんです。
医師の診察を受けた結果、心身の回復を最優先し治療と療養に専念する必要があると診断されました。
この言葉の重みを、私たちはしっかり受け止める必要がありますね。
今後のスケジュールはどうなる?
活動休止に伴い、いくつかのスケジュール変更が発表されています。
延期が決定したイベント:
- 11月22日 韓国公演「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025 “PRIMAL SPIDER” ~Borderless Threads~ in SEOUL」
川村さん不在で実施されるイベント(15名のメンバーで開催):
- 12月24日・25日「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2025 “PRIMAL SPIDER THE FINAL”~大暴年会~」
- 12月31日「THE RAMPAGE COUNTDOWN LIVE 2025→2026」
韓国公演を楽しみにしていた海外ファンの方々には本当に残念なお知らせですが、川村さんの健康が何より大切ですよね。
川村壱馬さんのプロフィール
改めて川村壱馬さんのプロフィールを見てみましょう。
1997年生まれの28歳、2014年の「VOCAL BATTLE AUDITION 4」に合格してTHE RAMPAGEのボーカルになりました。
2025年1月には「零(レイ)」名義でソロデビューも果たしています。
俳優としても『HiGH&LOW THE WORST』や『セクシー田中さん』など話題作に多数出演されています。
つまり、グループ活動・ソロ活動・俳優業という三足のわらじを履いていたわけです。
若い体には、あまりにも重い負担だったのかもしれませんね。
活動休止の背景|SNS誹謗中傷の深刻さ
川村壱馬さんの活動休止発表後、LDHは異例の声明を発表しました。
「誤情報の拡散、誹謗中傷が見受けられる」として、ファンに注意を呼びかけたんです。
これは、SNS上での心ない投稿が川村さんの精神面に悪影響を与えた可能性を示唆しています。
10人に1人がSNSで傷ついている
調査によると、10人に1人がSNSで誹謗中傷を受けた経験があるそうです。
その多くは「人格を否定するような悪口」だったと報告されています。
元教師として、この数字には本当に胸が痛みます。
教室でのいじめは目に見えますが、SNSでの攻撃は見えづらい。
だからこそ、深刻なんです。
なぜ人は誹謗中傷をしてしまうのか
SNSでの誹謗中傷が起こる背景には、いくつかの心理的要因があります。
- 匿名性による抑制の低下:顔が見えないから、普段言えないことを書いてしまう
- 自尊心の低下:自分に自信がないから、他人を攻撃することで優越感を得ようとする
- 承認欲求:「いいね」が欲しくて、過激な発言をしてしまう
でもね、画面の向こうには生身の人間がいるんです。
その人の心を深く傷つけているという事実を、忘れてはいけませんよね。
芸能人のメンタルヘルス問題
川村壱馬さんのような若く才能あふれるアーティストが、なぜ心を病んでしまうのでしょうか。
芸能人が抱える3つのプレッシャー
元教師として35年間若者を見てきた経験から、芸能人が抱えるプレッシャーを整理してみました。
- 常に人の目に晒されるストレス:プライベートも含めて24時間監視される感覚
- SNSでの批判への恐怖:何を発信しても批判される可能性がある
- 完璧であることを求められる重圧:ミスが許されない環境
川村さんは「俺は常に本気で生きている」と語っていました。そんな真面目な人ほど、これらのプレッシャーを強く感じてしまうんですよね。
実は、広末涼子さんのケースでも、芸能界の高ストレス環境がメンタルヘルスに深刻な影響を与えていたことが明らかになっています。
パニック障害など、芸能人特有の精神的負担は想像以上に重いものなんです。
韓国の芸能事務所に学ぶサポート体制
実は、韓国の大手芸能事務所ではメンタルヘルスケアが当たり前になっています。
BTSの所属事務所は、練習生の時期からこんなサポートをしているんです:
- 社内カウンセラーの常駐
- SNSとの付き合い方の教育
- 定期的な心理カウンセリング
BTSのメンバーSUGAは「影響力のあるアーティストが、メンタルヘルスの問題についてもっとオープンに話し合うべき」と発言し、心理カウンセラーの資格取得を目指しているそうです。素晴らしい考え方ですよね。
日本の芸能界のメンタルヘルスケア
残念ながら、日本ではまだメンタルヘルスケアの体制が整っていません。
2020年末に日本俳優連合が芸能人専用の相談窓口を設置しましたが、国内における芸能関係者へのメンタルヘルスの調査はほとんどないのが現状です。
業界全体で、若いアーティストを守る仕組みを作っていく必要がありますね。
私たちファンができること
川村壱馬さんのTHE RAMPAGEメンバーは、こんなメッセージを発表しています。
「壱馬はこれまで、THE RAMPAGEのことを想い、仲間やRAVERSの皆さんと真剣に向き合いながら活動を続けてきました。
そんな壱馬だからこそ、今回自分と向き合う時間が必要になったことを、僕たちも受け止めています」
そして、ファンに向けて「壱馬が再びステージに立つその瞬間を、これまでと変わらず温かく包み込んでいただけたら、僕たちにとってもこれ以上心強いことはありません」と語りかけています。
この言葉、本当に大切だと思うんです。
過去にはKing & Princeのメンバー脱退時も、ファンの温かい見守りの姿勢が大きな話題になりました。
グループの転機に直面したとき、ファンの支え方が本当に重要なんですよね。
温かく見守る3つの方法
元教師として、若者を支える経験から考えた「ファンができること」をまとめました。
①静かに見守る
- SNSで憶測を広めない
- プライバシーを尊重する
- 復帰を焦らず待つ
②誹謗中傷を見つけたら通報する
- 悪質な投稿は放置しない
- 法的措置も可能だと知っておく
- 加担しない、広めない
③温かいメッセージを送る
- 「待ってるよ」の気持ちを伝える
- 過去の良い思い出を共有する
- プレッシャーにならない応援
「何もしない」ことが、時には最大の応援になるんですよね。
よくある質問
Q1:復帰時期はいつですか?
A:現時点では未定です。
所属事務所LDHは「心身の回復を最優先し治療と療養に専念する」と発表しており、具体的な復帰時期は公表されていません。川村さんの体調が回復次第、復帰のタイミングが決まると思われます。
活動休止からの復帰については、人それぞれのペースがあります。例えば小島瑠璃子さんも2年半の活動休止期間を経て2025年にフリーアナウンサーとして復帰されていますが、焦らず本人のタイミングを待つことが大切なんです。
温かく見守ることが、私たちにできる最大の応援ですね。
Q2:メンバーはどう思っているの?
A:温かく受け止め、支えると表明しています。
THE RAMPAGEメンバーは公式コメントで、川村さんが「自分と向き合う時間が必要になったことを、僕たちも受け止めています」と述べています。また、「いつでも安心して帰ってこられる”場所”を守り続ける」とも語っており、仲間としての強い絆を感じますね。
Q3:SNSの誹謗中傷は犯罪ですか?
A:はい、犯罪になります。
SNS上で根拠のない悪口を投稿すると、名誉毀損罪や侮辱罪などに問われたり、高額の慰謝料を請求されたりすることがあります。特に侮辱罪については、2022年7月から法定刑が引き上げられており、より厳正に対処できるようになっています。
「匿名だからバレない」は大きな間違いです。
Q4:活動休止中のイベントはどうなる?
A:一部延期、一部は15名で開催されます。
- 11月22日の韓国公演:延期(日程は後日発表)
- 12月24・25日のファイナル公演:15名のメンバーで開催
- 12月31日のカウントダウンライブ:15名のメンバーで開催
チケットをお持ちの方は、公式サイトの最新情報をご確認くださいね。
Q5:ファンとして何ができますか?
A:静かに見守り、温かいメッセージを送ることです。
憶測や誤情報を広めず、川村さんのプライバシーを尊重しましょう。SNSで誹謗中傷を見かけたら、加担せずに通報することも大切です。そして何より、「待ってるよ」という温かい気持ちを持ち続けることが、最大の応援になると思います。
まとめ|言葉の重みを考える
川村壱馬さんの活動休止は、私たちに大切なことを教えてくれていると思います。
SNS時代だからこそ、言葉の重みを考えたいですね。画面の向こうには、生身の人間がいる。心を持った、誰かの大切な人がいる。そのことを、忘れないでいたいものです。
元教師として35年間、多くの若者たちと向き合ってきました。川村壱馬さんのような才能あふれる若者が、心の健康を取り戻し、再び輝けるステージに立てることを心から願っています。
そして、これを読んでくださっている皆さんも、どうか優しい気持ちで見守ってあげてください。きっと川村さんは、もっと素敵な姿で戻ってきてくれるはずですから。