2026年10月14日 最終更新
綾瀬はるかさんの映画出演作は、この記事の年代別の表で確認できます。
2026年は『人はなぜラブレターを書くのか』『箱の中の羊』『ファーストボイス』の3本が公開。
次に観る一本は、どの綾瀬はるかから選びますか。
恋愛映画、アクション、声だけのアニメまで。出演年と役柄を追えば、最新作も代表作も、家で観る方法も見つかります。

綾瀬はるかの映画出演一覧|年代別に確認

短編、吹替、アニメの声、朗読まで含めて38作品。『Jam Films』とその収録短編『JUSTICE』のように、同じ映画に入る作品は1本と数えました。
映画の公開年順で、テレビドラマは別記事へ。
お目当ての作品は、どの年代にあるでしょうか。役名まで眺めると、同じ俳優とは思えないほど違う人物が並びます。
2020年代の出演映画
2026年の3作に加え、2025年には『野生の島のロズ』で日本語吹替を担当。近年も、顔を見せる演技と声の演技を行き来しています。
| 公開年 | 作品名 | 役名・担当 | 出演区分 |
|---|---|---|---|
| 2026年 | ファーストボイス | 朝日道子 | 実写 |
| 2026年 | 箱の中の羊 | 甲本音々 | 実写 |
| 2026年 | 人はなぜラブレターを書くのか | 寺田ナズナ(現代) | 実写 |
| 2025年 | 野生の島のロズ | ロズ | 日本語吹替 |
| 2024年 | ルート29 | 中井のり子(トンボ) | 実写 |
| 2023年 | リボルバー・リリー | 小曾根百合 | 実写 |
| 2023年 | レジェンド&バタフライ | 濃姫(帰蝶) | 実写 |
| 2022年 | はい、泳げません | 薄原静香 | 実写 |
| 2021年 | 奥様は、取り扱い注意(映画版) | 伊佐山菜美 | 実写 |
2010年代の出演映画

『映画 ホタルノヒカリ』の雨宮蛍、『海街diary』の香田幸、『高台家の人々』の平野木絵。役名だけ追っても、働く女性、姉、妄想好きのOLと、顔ぶれが広がります。
| 公開年 | 作品名 | 役名・担当 | 出演区分 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | インクレディブル・ファミリー(吹替) | ヴァイオレット・パー | 日本語吹替 |
| 2018年 | 今夜、ロマンス劇場で | 美雪 | 実写 |
| 2017年 | 本能寺ホテル | 倉本繭子 | 実写 |
| 2016年 | 海賊とよばれた男 | ユキ | 実写 |
| 2016年 | いしぶみ(ナレーション) | 遺族の手記の朗読 | ドキュメンタリー |
| 2016年 | 高台家の人々 | 平野木絵 | 実写 |
| 2015年 | ギャラクシー街道 | ノエ | 実写 |
| 2015年 | 海街diary | 香田幸 | 実写 |
| 2014年 | 万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳- | 凜田莉子 | 実写 |
| 2013年 | リアル〜完全なる首長竜の日〜 | 淳美 | 実写 |
| 2012年 | ひみつのアッコちゃん | 加賀美あつ子 | 実写 |
| 2012年 | あなたへ | 濱崎奈緒子 | 実写 |
| 2012年 | 映画 ホタルノヒカリ | 雨宮蛍 | 実写 |
| 2011年 | プリンセス トヨトミ | 鳥居忠子 | 実写 |
| 2010年 | インシテミル 7日間のデス・ゲーム | 須和名祥子 | 実写 |
『いしぶみ』には、2015年放送のテレビ版と2016年公開の劇場版。表のリンク先はテレビ版の記録で、映画の制作情報は劇場版『いしぶみ』公式サイトで紹介されています。
2000年代の出演映画

映画での出発点は、2002年の『Jam Films』に収録された『JUSTICE』。2008年は、サイボーグの彼女、離れ瞽女の市、新人キャビンアテンダントの斎藤悦子と、設定の違う役が並びました。
| 公開年 | 作品名 | 役名・担当 | 出演区分 |
|---|---|---|---|
| 2009年 | ホッタラケの島(アニメ・声) | 遥 | アニメ声優 |
| 2009年 | ROOKIES-卒業- | 御子柴響子 | 特別出演 |
| 2009年 | おっぱいバレー | 寺嶋美香子 | 実写 |
| 2008年 | ハッピーフライト | 斎藤悦子 | 実写 |
| 2008年 | ICHI | 市 | 実写 |
| 2008年 | ザ・マジックアワー | 鹿間夏子 | 実写 |
| 2008年 | 僕の彼女はサイボーグ | 彼女 | 実写 |
| 2007年 | HERO(映画版) | 泉谷りり子 | 実写 |
| 2006年 | たべるきしない | ナオ | 実写・短編 |
| 2005年 | 戦国自衛隊1549 | 濃姫 | 実写 |
| 2005年 | Jam Films S『NEW HORIZON』 | サヨコ | 実写・オムニバス |
| 2004年 | Mr.インクレディブル(吹替) | ヴァイオレット・パー | 日本語吹替 |
| 2004年 | 雨鱒の川 | 高倉小百合 | 実写 |
| 2002年 | Jam Films『JUSTICE』 | — | 実写・オムニバス |
2002年の短編から、2026年の主演3作まで。一つの表に並べると、同じ人の仕事とは思えない振れ幅。なおじは、代表作だけでは拾えない初期の仕事にも、もう一度目を向けたくなりました。
俳優としての歩み全体を知りたい方は、プロフィールと経歴の記事へ。
2026年公開の主演映画3作と役どころ
2026年の主演映画は、4月17日公開『人はなぜラブレターを書くのか』、5月29日公開『箱の中の羊』、10月2日公開『ファーストボイス』の3作です。
手紙を書く女性、ヒューマノイドを迎える母、裁判に挑む弁護士。同じ年の仕事でも、向き合う相手も悩みも違います。どの役柄が気になるでしょうか。
人はなぜラブレターを書くのか|寺田ナズナ役

石井裕也監督の『人はなぜラブレターを書くのか』での綾瀬さんは、寺田ナズナ役。24年前、17歳のナズナ(當真あみ)は、いつも同じ電車で高校生・富久信介(細田佳央太)を見かけていました。
2024年、その手紙を受け取る信介の父・隆治を演じるのは佐藤浩市。共演に菅田将暉、妻夫木聡。
出発点は、2000年3月8日の地下鉄脱線事故で亡くなった高校生の家族に、2020年、一通のラブレターが届いたという出来事です。

なおじが気になるのは、やはり「なぜ今、書いたのか」という問い。時間が過ぎたから薄れる思いもあれば、過ぎたからこそ言葉になる思いもある。手紙が届くまでの時間にも、一人分の人生が詰まっているのかもしれません。
手紙には 言葉にできぬ 春がある
映画だけでなく、連続ドラマの綾瀬さんも見直したい方へ。ドラマ出演作は、別の記事にまとめています。
箱の中の羊|ヒューマノイドを迎える母

是枝裕和監督の『箱の中の羊』は、5月29日に公開。息子を亡くして2年、建築家の音々(綾瀬はるか)と工務店の二代目社長・健介(千鳥の大悟)が、息子・翔の姿をしたヒューマノイドを迎え入れる物語です。
公開から1か月の6月29日、大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した綾瀬さんは、演じ終えたあとも残っている言葉を聞かれました。音々が壁にぶつかって悩んでいるとき、翔から質問されて、「悩みたいの」と返す。すぐに答えが出る生成AIがある時代でも、悩んでいる時間こそが「その人らしさ」だろうと思って、印象に残っている、と。
同じ舞台挨拶で、作品をひと言で表すなら、と聞かれた綾瀬さん。答えは「前向きな旅立ちです」。
すぐに答えを出さない時間を、あえて選ぶ。
亡くした息子の姿をしたヒューマノイドを前にした夫婦にとって、その時間にはどんな意味があるのか。
なおじは、その問いに引かれます。
ファーストボイス|弁護士・朝日道子役
10月2日公開の『ファーストボイス』で演じるのは、三児の母でもある弁護士・朝日道子。1989年、依頼人の上原恵(ファーストサマーウイカ)が、職場で理不尽な嫌がらせを受け、大好きな仕事まで奪われたと訪ねてきます。
ハラスメントをめぐる裁判には前例がなく、新人弁護士の藤野栞(松本穂香)は「勝ち目がない」と反対。それでも朝日は、立ち上がることを決める。
日本初のハラスメント裁判に挑んだ女性たちを、実話に着想を得て描いた作品で、監督は前田哲。当たり前とされていた言葉や振る舞いが、法廷でどう問い直されるのか。長く学校にいたなおじは、その問いに引かれます。
次に観たい代表映画3選|なおじが選ぶ理由
なおじが挙げる3本は、『僕の彼女はサイボーグ』『リボルバー・リリー』『今夜、ロマンス劇場で』の3作。興行収入の順位ではなく、役柄の違いを楽しめる作品として選びました。
恋愛映画の綾瀬さんを観たいのか、アクションを観たいのか。今の気分に合わせて選ぶなら、どの一本でしょう。
僕の彼女はサイボーグ|人間ではない彼女を演じる

2008年の『僕の彼女はサイボーグ』は、誕生日を一人で過ごす大学生ジローの前に、不思議な魅力の女の子が現れる物語。綾瀬さんの役は、未来からやって来たサイボーグの「彼女」。映画.comの人物プロフィールは、この作品を長編映画初主演と紹介しています。
なおじが初めて映画館で綾瀬さんを意識した一本でもあります。誕生日の一日だけ現れて消える「彼女」と、一年後に再会する「彼女」。現実にはいない人物なのに、ジローとの時間を追いたくなりました。
リボルバー・リリー|元スパイ役で見せるアクション

2023年の『リボルバー・リリー』で演じるのは、冷徹非情な諜報員と呼ばれた元スパイ・小曾根百合。窮地に陥る慎太の前に現れる役。行定勲監督は、綾瀬さんが2002年に出演した『JUSTICE』の監督でもあります。
共演者には、SixTONESのジェシーさんも名を連ねています。
2023年は『レジェンド&バタフライ』と合わせた2作の演技で、第48回報知映画賞主演女優賞を受賞。『リボルバー・リリー』では、第47回日本アカデミー賞の優秀主演女優賞にも選ばれました。
恋愛映画とは別の入り口から綾瀬さんを知りたい。そんな方に、なおじはこの一本を挙げたい。銃を手にした百合を、どんな顔で見せるのか。そこが観どころです。
今夜、ロマンス劇場で|スクリーンから現れた美雪
2018年の『今夜、ロマンス劇場で』は、モノクロ映画の中のヒロイン・美雪が、現実世界の青年と出会うラブファンタジー。スクリーンから飛び出してきたという奇想天外な設定を、綾瀬さんが演じます。共演は坂口健太郎。
それを自然に演じてしまう引力がすごかった。坂口健太郎さんとの掛け合いも軽快で、「この人、どんな役でも似合うな」とあらためて感じた作品です。
人間ではない彼女、戦う元スパイ、映画の中のヒロイン。三つの役を続けて観ると、同じ俳優だと忘れそうになります。
同じ顔 なのに会うたび 初対面
綾瀬はるかの映画はどこで観られる?

過去作品は動画配信、2026年の作品は劇場やBlu-ray・DVDなど、作品によって観る方法が異なります。以下は2026年10月14日時点の案内。
「配信あり」と「月額料金内で見放題」は別の条件。会員登録の前に、観たい一本の料金表示まで確かめておきたいですね。
過去作品の配信先と見放題・レンタルの違い
『リボルバー・リリー』はNetflixの作品ページで案内されています。U-NEXTには『本能寺ホテル』の作品ページもありますが、利用時には見放題か有料レンタルか、画面の表示を確認してください。
- 見放題:対象プランの月額料金内で視聴する方式。
- レンタル:作品ごとに料金を支払い、決められた期間に視聴する方式。
- 購入:作品を購入して、サービスの利用条件に従って視聴する方式。
配信作品や料金条件は、入れ替わるもの。「綾瀬はるか」で検索しても、観たい映画が対象かどうかは作品単位で確かめるのが近道です。
2026年公開作の上映・配信・ソフト情報
2026年の3作は、公開からの時間が違うため、同じ視聴方法では案内できません。
| 作品 | 2026年10月14日時点の主な案内 |
|---|---|
| 人はなぜラブレターを書くのか | Blu-ray・DVDが10月7日に発売 |
| 箱の中の羊 | Blu-ray・DVDが11月18日に発売予定 |
| ファーストボイス | 10月2日公開。上映館・上映時間は劇場の案内へ |
『人はなぜラブレターを書くのか』は発売元VAPの作品案内、『箱の中の羊』は東宝のBlu-ray・DVD案内、『ファーストボイス』は松竹の作品公式サイトから探せます。
春の映画を家で観るか、秋の新作を劇場で観るか。作品一覧を見直すと、次の休日の使い方まで少し変わりそうです。
映画の公開が続いた今年は、結婚をめぐる報道も多く目にした。時期の報道がどう分かれたのか。別の記事で追っています。
👉関連記事:綾瀬はるかの結婚発表はいつ?白紙・年内報道の違い
よくある質問
綾瀬はるかの映画デビュー作は?
2002年12月公開のオムニバス映画『Jam Films』の一編『JUSTICE』(行定勲監督)が映画デビュー作とされています。長編映画への初出演は、2004年の『雨鱒の川』。
声優・吹替ではどの映画に出演している?
主な作品は『Mr.インクレディブル』『インクレディブル・ファミリー』『ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜』『野生の島のロズ』の4本。前2作はヴァイオレット・パー、『ホッタラケの島』は遥、『野生の島のロズ』はロズを担当しています。
『人はなぜラブレターを書くのか』はどこまで実話?
公式サイトが実話として示すのは、2000年3月8日の地下鉄脱線事故で亡くなった高校生・富久信介さんの家族に、2020年、一通のラブレターが届いたという出来事。その手紙を書いたのは、毎朝同じ車両で信介さんと通学していた女性です。実際に手紙が届いたのは2020年で、映画の現在は2024年。
是枝裕和監督の映画には何作出演している?
この一覧では『海街diary』『いしぶみ』『箱の中の羊』の3作。『いしぶみ』は遺族の手記の朗読で、役を演じる劇映画に絞ると『海街diary』『箱の中の羊』の2作。
映画版『世界の中心で、愛をさけぶ』にも出演している?
映画版には出演していません。綾瀬さんが廣瀬亜紀を演じたのは、2004年放送のTBSドラマ版。映画版の亜紀役は長澤まさみさんで、柴咲コウさんの役は藤村律子。成長した亜紀ではありません。
筆者紹介|なおじ

公立小・中学校で教師として約35年、校長として11年を務め、指導主事も経験。茨城県在住で、いまはブログで人物や作品を書いています。
バスケットボール部の顧問として、生徒と走った体育館の時間も長い。
映画やドラマの人物にも、選んだ言葉や、続けてきた時間に目が向きます。
出演作と役名は、作品公式サイトや映画情報サイトの記載に当たって確かめたもの。