こんにちは、なおじです。
2025年9月26日、NHK連続テレビ小説『あんぱん』が最終回を迎えました。
今田美桜さんがあんぱんで変わったこと、3つの視点で読み解きます。
「感動した」で終わらせるには惜しい成長と広がりが、この半年間にあったと感じます。

この記事でわかること
- 今田美桜さんがあんぱんで果たした役割とその手応え
- 朝ドラ前後で変わった3つのこと(評価・仕事・存在感)
- 2026年以降の活動と「今田美桜という女優」のこれから
あんぱんが証明した今田美桜の実力
視聴率16.1%・数字が語る半年間
まず数字で見てみましょう。
| 指標 | 数字 | 評価 |
|---|---|---|
| 全話平均視聴率 | 16.1%(関東) | 前作『おむすび』比+3pt |
| 最終回視聴率 | 18.1% | 番組最高・有終の美 |
| CM露出ランキング | タレント1位(2025年) | 業界最大露出 |
| 日本アカデミー賞 | 新人俳優賞(2022年) | 業界公式の評価 |
最終回に番組最高視聴率が出るというのは、ドラマが「積み上がった」証拠です。
前作『おむすび』の平均13.1%から3ポイント以上の上昇は、数字の上でも明確な成果といえます。
なおじも毎朝見ていましたが、じわじわと積み重なる感情の重みが後半になるほど増していってた‥。
最終回に向けて数字が伸びるのは、視聴者の気持ちが「離れなかった」からです。
「老けメイク」と向き合った今田美桜

あんぱんでは、のぶが70歳を超えた晩年まで描かれました。
今田美桜さんは老けメイクを初めて経験したことについて、こう語っています。
「こうやってシワを入れるのか!とか、こうやってシミを飛ばすんだ!とか、シンプルにメイクの技術に驚きましたし、自分の変化が楽しかったですね」
段階的に老けていく自分の姿を、楽しめたというのは、相当の胆力です。
なおじが長年教育現場を見てきた経験でいえば、「自分が変わっていく過程を楽しめる人」は本当に強い。
そういう人は、プレッシャーを成長の燃料にできる。
今田美桜さんのこのコメントを読んで、なおじはそういう印象を持ちました。
👉関連記事:今田美桜 あんぱんキャストの知られざる秘話
ヒロイン「のぶ」を半年間演じる重さ
主人公・朝田のぶは、アンパンマンを生み出したやなせたかしの妻・小松暢をモデルにした人物です。
戦時下の激動を生きながら夫を支え、最終的には「逆転しない正義」の物語を共に作り上げていく女性。
今田美桜さん自身は、撮影中のターニングポイントをこう振り返っています。
「自分は何者にもなれなかったこと、嵩さんとの間に子どもができなかったことを悔やむように告げたのですが、それを嵩さんが『そのままで最高だよ』と受け止めてくれて……」
**ヒロインが抱える「なれなかった自分への悔恨」**は、視聴者の多くが抱える感情でもあります。
それを「走る少女」から「晩年の老女」まで1人で演じ続けることの重さは、想像以上のものだったと思います。
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あんぱん後に変わった3つのこと

変化①「女優」としての評価が固まった
あんぱん放送前の今田美桜さんは、「かわいい」「花のち晴れ」という印象が先行していました。
2022年の日本アカデミー賞新人俳優賞はありましたが、「朝ドラヒロインを張れる女優」かどうかは、まだ問われていなかった。
あんぱんを経て、「朝ドラヒロインとして半年間ドラマを支えた女優」という評価が確定したわけです。
ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演女優賞の受賞もその一つの証です。
2025年のCM露出ランキングでタレント1位を獲得したことは、起用する側の「信頼感」が一段上がったことの表れだと感じます。
なおじ流にいえば、「試験に合格した」のではなく「信頼の積み重ねが可視化された」という感覚です。
先生稼業でも、どれだけ実力があっても、「この人に任せよう」と思われるには時間がかかる。
今田美桜さんが「任せてもらえる女優」になるのに、あんぱんが大きな役割を果たしたと思います。
変化②「心晴れやか」と語れるほど走り抜けた
クランクアップ後、今田美桜さんはこう語っています。
「無事に終われたな、とほっとしました。心晴れやかです」
この「心晴れやか」という言葉、なかなか言えないんです。
終わった仕事に対して心晴れやかと言えるのは、後悔がないからです。
やり切った人間だけが使える言葉です。
なおじも35年の教員生活の終わりに似たような気持ちになりましたが、正直「もっとあの子にこうしてやればよかった」という後悔もありました。
今田美桜さんが「心晴れやか」と言い切れたのは、1年間の撮影を全力で走り抜けた証拠だと思います。
変化③ 仕事のスケールが一気に広がった
あんぱん終了後の今田美桜さんの動き、明らかにスケールが変わっています。
2026年9月4日には映画『白鳥とコウモリ』で松村北斗さんとW主演が控えています。
さらに日韓共同ドラマ『メリーベリーラブ(仮)』でチ・チャンウクさんとW主演、ディズニープラスで世界配信される予定です。
日韓W主演で世界配信というのは、国内の朝ドラヒロインとは別次元の仕事です。
朝ドラという「信任投票」を経たことで、国際的な制作陣からも選ばれる位置に立ったということではないでしょうか。
👉関連記事:今田美桜の出演作と噂の真相2026年|デマと事実を整理
変化④「毎朝会える人」から「待ちわびる人」へ
朝ドラヒロインというのは「毎朝会える人」なんです。
毎日15分、半年間、茶の間に登場し続ける。
それが終わると「今田美桜ロス」が生まれます。
「世界陸上もあんぱんも終わってしまった」というSNSの声は、今田さんが毎日の生活に入り込んでいた証拠です。
この「ロスを生む存在感」こそが、次の仕事への期待値を高める燃料になります。
なおじの経験でいうと、卒業式の日に「先生がいなくなるのは寂しい」と言ってきた生徒がいました。
毎日会っていたからこそ、存在の大きさに気づく。
今田美桜さんが視聴者に残したものも、きっとそういうものだと思います。
2026年に今田美桜から目が離せない理由
「これから実感していく」という言葉の重み
クランクアップ後のインタビューで、今田美桜さんはあんぱんを通じた成長についてこう語っています。
「たぶん、きっとこれから実感していくところもあるのかと思うんですけど。違うお仕事をしたときに感じるのかなと思っています」
「今はまだ実感できていない」という正直さが、なおじには刺さりました。
功を急がず、次の現場に踏み出してから振り返ろうとしている。
これは、すでに「次の仕事への覚悟」が整っているということでもあります。
元バスケ部顧問としての感覚でいうと、こういう選手は「試合に強い」んです。
試合前に「勝てます」と言い切る選手より、「やってみなければわからない、でも準備はできている」と言える選手の方が、本番で力を出せます。
日韓共同ドラマが意味すること
『メリーベリーラブ(仮)』は、CJ ENMと日本テレビの初タッグ作品で、「愛の不時着」「涙の女王」を生み出した制作陣が手がける農業ロマンティックコメディです。
今田美桜さんが演じるのは、未知の病を抱えながらイチゴ栽培に励む農業女子・白浜夏凛。
あんぱんの「のぶ」と同じく、困難を抱えながらも前を向く女性像です。
こういう役を続けてあてられるということは、演じた「のぶ」が業界の信頼として残っているということだとなおじは感じます。
今田美桜さんが「心晴れやか」と言いながら走り抜けた1年間が、2026年以降の仕事にどんな形で返ってくるのか。
楽しみに見ています。
👉関連記事:今田美桜のプロフィール・経歴完全版
よくある疑問 Q&A
Q1. あんぱんの視聴率と今田美桜の評価は?
全130話の平均視聴率は16.1%(関東地区・世帯)で、最終回は18.1%と番組最高を記録しました。
前作『おむすび』の平均13.1%を大きく上回り、好評で幕を閉じた作品となっています。
ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演女優賞も受賞しています。
Q2. 今田美桜さんはあんぱん後に何の仕事をしていますか?
2026年9月4日公開の映画『白鳥とコウモリ』(松村北斗さんとW主演)と、ディズニープラス世界配信・日本テレビ放送の日韓ドラマ『メリーベリーラブ(仮)』(チ・チャンウクさんとW主演)が発表されています。
Q3. あんぱんの最終回はどんな内容でしたか?
「明るいラストで安心した」「あんぱんらしい有終の美」という視聴者の声が多く聞かれました。
最終回の詳しい内容はこちらです。
👉関連記事:あんぱん最終回(第130話)感想
Q4. 今田美桜さんはあんぱんでの演技についてどう語っていますか?
クランクアップ後のインタビューで「心晴れやか」「無事に終われたな、とほっとした」と語っています。
また成長については「これから別のお仕事をしたときに実感していくと思う」と正直に語っており、その謙虚さが印象的でした。
あなたはあんぱんのどのシーンが一番印象に残りましたか?
コメント欄で教えてもらえると嬉しいです。
心晴れ 次の舞台へ 走り出す
筆者紹介|なおじ
なおじは元社会科教師として教育現場に35年間携わり、指導主事を5年、校長を11年務めました。
退職後もボランティアで子どもたちに学習を教えています。
今田美桜さんが「心晴れやか」と語れるまで走り抜いた1年間を、毎朝画面越しに見届けた一人として、その成長が2026年の仕事にどう返ってくるか楽しみにしています。