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かしゆか金継ぎ・器好きの理由とは|伝統工芸への愛を元教師が深堀り

こんにちは、なおじです。

Perfumeのかしゆかさんが器や金継ぎを好きなこと、ご存知ですか?

先日、妻がお気に入りの器を落として割ってしまいました。

そのとき妻は、「もう捨てるしかない」とつぶやいたんです。

そこで「金継ぎって知ってる?」と聞いたら、「それ、かしゆかさんがやってるやつ?」と即答されました。

いまやPerfumeのかしゆかさんは、器や金継ぎをはじめとした伝統工芸への深い愛情を公言する存在ですよね。

そして、その姿は多くの人が知るところになっています。

雑誌『Casa Brutus』での連載「古今東西かしゆか商店」では、日本各地の職人を訪ね、日常で使える工芸品を紹介し続けています。

そこでこの記事では、まず元社会科教師のなおじの視点からかしゆかさんの魅力を整理します。

そのうえで、かしゆかさんが伝統工芸に惹かれた理由と、その活動の意義を深堀りしてみたいと思います。


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目次

かしゆか器好きのきっかけは「年齢とともに変化した価値観」

金継ぎ 茶碗 飾られた机

まず、かしゆかさんが器や工芸品に興味を持ち始めたきっかけです。

それは、年齢を重ねるとともに「いいものを使いたい」という気持ちが強くなったことでした。

最初は「真っ白い器であればいい」という程度の関心だったそうです。

しかし、料理好きの友人が器にこだわっていました。

その結果、盛り付けがきれいなだけで料理が特別に見えることに気づいたんです。

そこから器の作家を調べるうちに、次第にある発見が生まれました。

「工芸品や日常にまつわる世界ってこんなに広くて深いんだ」と感じたのです。

こうして、何かきっかけを作って仕事につなげたいと考えるようになったといいます。

一方で、元教師のなおじとしては、これは好例だと感じます。

つまり、「学びの入り口」が人それぞれ違うことを示しているんです。

若い頃は気づかなかった価値観が、経験を積むことで開花する。

このような変化は、教育現場でも同じことが起きるんです。

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金継ぎや伝統工芸に惹かれる理由|「直して使う」価値観の転換

金継ぎ 皿 美しい輝き

モノを捨てずに直して使い続ける精神

次に、かしゆかさんが語る工芸品の魅力の核心を見ていきます。

それは「大事にすれば何十年も使える」という点にあります。

さらに、「壊れたら買い換えるという考え方がなくなった」とも語っていました。

金継ぎは、割れた器を漆と金粉で修復する日本の伝統技法です。

つまり、モノを捨てずに直して使い続ける精神を体現しています。

元社会科教師のなおじの視点では、これはある思想に通じます。

具体的には、江戸時代の「もったいない精神」や循環型社会の思想です。

日本は資源が少ない国だからこそ、修理・再生の文化が発達しました。

そう考えると、かしゆかさんの活動は、現代の大量消費社会に対する静かな問いかけなんです。

その結果、若い世代に「モノとの向き合い方」を再考させる契機になっていると感じます。

若い世代に伝統工芸を伝える窓口としての役割

さらに、かしゆかさんは「日本らしいもの、昔からあるものが好き」と語っています。

とくに、後継者不足や発信の場がない伝統工芸の現状を意識しています。

そこで、自分が窓口となって若い世代に伝える役割を担っているんです。

Perfumeのファン層は若年層も多いため、彼女の影響力は計り知れません。

その意味で、伝統工芸の世界に新しい風を吹き込んでいると言えるでしょう。

かしゆか商店の活動と2025年の展望|福岡天神店出店も決定

金継 飾り 椀

日本各地の伝統工芸を買い付ける連載企画

ここからは、「古今東西かしゆか商店」の活動に目を向けます。

この連載は、かしゆかさんが店主兼バイヤーとして、日本各地の伝統工芸を買い付ける企画です。

テーマは、日常に近いもの、生活で使えるもの。

具体的には、こけし、竹編み細工、吹きガラス、白磁、たわし、七輪。

そして、金継ぎの椀など幅広いアイテムを紹介してきました。

どれも職人の技術と想いが詰まった作品ばかりです。

だからこそ、「これ、使ってみたい」と思わせる魅力があるんです。

2025年6月、福岡天神店でリアルストア開催

加えて、2025年には大きな動きがありました。

中川政七商店の九州最大旗艦店「福岡天神店」でイベントが開催されたのです。

6月11日から7月1日まで「かしゆか商店 リアルストア」が開かれました。

福岡での出店は、九州の豊かな風土が育んだ素材や技術を全国に発信する機会となりました。

まさに絶好のチャンス。

元バスケ部顧問として、なおじは常に意識していたことがあります。

「チームで成果を出すには、それぞれの強みを活かすこと」です。

かしゆかさんと職人たちのコラボレーションも同じ構図。

つまり、芸能人の発信力と職人の技術が融合することで、伝統工芸が次世代に継承される道筋が見えてきたのです。

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Q&Aで振り返るかしゆかの伝統工芸への愛(接続語強化)

Q1:かしゆかさんが金継ぎを始めたきっかけは何ですか?

器や工芸品への関心の延長として、金継ぎの技法や哲学に強く共感している様子が伝わってきます。
また、連載では金継ぎの椀など修復文化に関わる工芸品も取り上げています。

Q2:かしゆか商店で紹介された工芸品はどこで買えますか?

基本的には、連載で紹介された工芸品は各地の工房や中川政七商店などで購入可能な場合があります。
つまり、実店舗かオンラインショップのどちらかで出会えることが多いです。
さらに、2025年6月には福岡天神店で「かしゆか商店 リアルストア」が開催されました。
そのため、直接手に取って選べる絶好のチャンスになったのです。

Q3:なぜかしゆかさんは伝統工芸にこだわるのですか?

一言でいえば、「日本らしいもの、昔からあるものが好き」だからです。
とくに、後継者不足や発信の場がない伝統工芸の現状を気にかけています。
そのうえで、若い世代に伝える窓口になりたいという想いを持っているんです。
自分が使って良いと感じたものを紹介することで、価値観を広めたい。
こうして、ファンや若者に「いいものを大事に使う」という考え方を伝えようとしているのでしょう。

筆者紹介|なおじ

元社会科教師として、茨城県内の小・中学校で35年間教壇に立ってきました。

バスケットボール部顧問として15年間、生徒たちと汗を流した日々。

今では大切な財産です。

現在は7つのブログで、幅広いテーマを発信しています。

ドラマ・芸能・政治・歴史・スポーツ・旅・学びですね。

芸能記事では、「時代背景」や「心の揺れ」をゆっくり言語化するスタイルを大切にしているんです。

読者の皆さんと一緒に、じっくり考える記事作りを心がけています。

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